
群馬県と新潟県の県境にある稲包山は頂上から"奥四万湖""三国・苗場スキー場""猿ヶ京の赤谷湖"などが見渡せる360度の視界が開け、また登山口も四万温泉、法師温泉の近くの赤沢スキー場、三国峠、三国スキー場など豊富なため人気のハイキングコースになっています。
5月の最終日曜日に毎年"山開き"として近くの小学生が中心となって、稲包登山が行われます。地元の小学生にとってこの登山は一人前の証明でした。
登山の前にふもとのいなつつみ神社で記帳をし、登山の安全を祈願してからのぼり始めます。以前はこの神社から歩き始めたのですが、奥四万湖のダムが出来てからは登山口まで車で移動してから登るようになってしまいました。
稲包登山は雨天順延となるため、詳しくは四万温泉協会までお問い合せ下さい。
■登山コース参考タイム(徒歩)
稲包山へは赤沢峠から登るのが一般コースとなっています。四万温泉と法師温泉を結ぶ岐路は赤沢林道と呼ばれていて、赤沢峠には「四万へ6q、法師へ6q、稲包山へ4q」と記された道標が設置されています。
※奥四万湖登山口までは現在、自動車でも行けるようになっています。
四万温泉街→(40分)→奥四万湖登山口→(1時間10分)→赤沢峠→(1時間10分)→稲包山山頂